キャロットシードの主な芳香成分について

 

 

キャロットは和名をノラニンジンと言い、北アフリカからアジア、ヨーロッパに広く分布するセリ科の植物です。野菜としてお馴染みのニンジンの一種ですが、1.5mほどに生育し、食用には適しません。
この種子を水蒸気蒸留して抽出されたエッセンシャルオイルは、ほのかに甘く、やや土臭い香りがあります。華やかではありませんが、心安らぐ香りです。
主な芳香成分はセスキテルペンアルコール類のキャロトールです。キャロトールはオイルの特徴成分の40%近くを占めています。これに次いでは、モノテルペン炭化水素類のα-ピネンとセスキテルペン炭化水素類のβ-ビサボレンの含有量が目立ちます。
この精油の効能は、肝細胞の再生作用、腎臓の抗炎症作用、利尿作用、皮膚細胞の再生作用、腸機能の調整、血液中のヘモグロビン値を上げ、貧血を防ぐ作用と多岐にわたっています。
デトックス効果が高く、体の浄化に役立ちます。女性の無月経、月経困難症、月経前緊張症にも効果があります。
精神的な効果としては、不安やストレスを鎮め、疲労感を取り除きます。
但し、これを肌に付けて日光に当たると刺激を感じる場合があります。肌のお手入れには夜に使用するのがベストです。